痔に悩む女性も多いが、女性には特有の問題もあるという。
「月経に伴って便秘や下痢を繰り返す人も少なくないです。さらに妊娠中は便秘になりやすく、肛門周辺も腫れやすくなります。出産時のいきみをきっかけに、痔核が生じたり悪化したりする人もいます」(碓井さん)
悪化する痔に困っていても、受診への大きな壁はやはり「恥ずかしさ」だ。碓井さんの外来にも、「男性医師には相談しにくかった」という女性患者が受診してくるという。
「最近では女性医師による外来を設けている肛門科もあるので、受診しやすい医療機関を調べて、利用してほしいと思います」(碓井さん)
病変はなくさなくてもいい?
男女関係なく、「痔で病院に行く」ことにハードルの高さを感じるのは、「手術になる」と心配になるからだ。しかし、生活・排便習慣の改善や薬など、保存療法によって症状が落ち着く人は少なくないという。
「痔の治療で大切なのは排便習慣の改善です。患者さんには、トイレに座る時間を短くするよう根気強く指導し、人によっては便秘の薬も併用します。それだけで、大半は痔の病変が徐々に縮小し、症状も改善していきます」(碓井さん)
痔の治療法については以下に示したので、参考にしてもらいたい。



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