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ライフ #「病気」と「症状」の対処法

「便が出るまで粘る」「トイレにスマホを持ち込む」…痔の専門医が指摘する"NG習慣"と、悪化させないための"肛門ケア"

7分で読める
痔
日本人の「3人に1人」が抱える痔。日々の生活の中でできる上手な“肛門ケア”とは?(写真:kei.channel/PIXTA)
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治療のゴールは必ずしも「痔そのものが完全になくなること」ではない。碓井さんは、患者が「日常生活に支障がない」と思える状態に戻れば、治療は成功だと話す。

「気になる」だけでも受診していい

痔の問題はなかなか人に相談できない。

「お尻から出血して、血は止まったが、本当に治ったのかわからない」「何かが出ているが、痔なのかわからない」「自分がやっているセルフケアが正しいのかわからない」というときも、肛門科を受診してもかまわないそうだ。

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医師の診察によって、例えば「出ているものが、以前に腫れた部分が皮膚のシワとして残っているだけ」とわかることもある。その場合も、「病気ではない」とわかれば安心につながる。セルフケアの方法が間違っていれば、医師から軌道修正してもらうことができる。

「気になっていることがあれば、気兼ねなく受診して、相談してください。とくに、出血が続いたり、繰り返したりする場合は、痔がある方でも自己判断せず、医療機関で相談してください」(碓井さん)

肛門ケア5つのポイント

・トイレにスマホを持ち込まない
・便が出なくても、トイレは5分を目安に切り上げる
・ウォシュレットは弱く短く使う
・トイレットペーパーで拭くときはこすらず「ポンポン拭き」
・便秘や便が硬い場合は便秘薬を上手に使って改善を
大腸肛門病専門医
碓井麻美医師
外科医・大腸肛門病専門医。札幌いしやま病院で肛門外科の研修を行い、痔核、裂肛、痔瘻などの一般的な肛門疾患から、直腸脱、便失禁、肛門括約筋不全などまで幅広く診療している。日本大腸肛門病学会専門医・指導医・評議員、日本外科学会専門医・指導医、日本消化器外科学会専門医。現在、最成病院外科およびさんむ医療センター外科で肛門疾患と排便障害の診療に携わっている。

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