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ライフ #自動車最前線

セダン継続と「LS」との役割分担…ハイブリッドとバッテリーEVを揃える新型「ES」に問う、新世代レクサスの将来

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2026年6月11日に発売したレクサスの新型「ES」(写真:三木 宏章)
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後席乗員のためにリクライニング、オットマン、助手席前倒し機能などの「リアコンフォートパッケージ」をES350eに新設(写真:三木 宏章)

レクサスについて、改めて驚かされたのが、冒頭でも触れた「Japan Mobility Show 2025」のときのコメント。「唯一無二の体験価値を提供できるブランドとしてさらに変革していく」ことを企業価値とした「宣言」である。

同時に、「今後LEXUSは各商品に“DISCOVER”という言葉に続く固有のテーマを付与」していくことで、商品価値を上げていくことが製品づくりのコンセプトになるとした。

物理スイッチを内装に同化させることで、機能性と上質なデザインを両立したとうたわれる世界初の「レスポンシブヒドゥンスイッチ」採用(写真:三木 宏章)

新型ESに与えられたコンセプトは「DISCOVER CONFIDENCE」。コンフィデンス(CONFIDENCE)は自動車のジャーナリズムで使われる用語で、ステアリングフィールがしっかりあって、ハンドリングがいい様子を指す。それを私たちに“発見(DISCOVER)”させてくれようというのか――。

「セダンはエンジンルーム/モータールーム、居住空間、トランクの3つの独立した空間で構成されており、高いボディ剛性と低重心を実現する工学的な合理性を備えています」。これは、プレスリリース内で紹介されている、開発を指揮した千足浩平チーフエンジニア(CE)の言葉だ。

ハイブリッド+全輪駆動の「350h AWD」に試乗

専用開発したプラットフォームと徹底した体幹強化による、上質な乗り心地の実現がうたわれる(写真:三木 宏章)
350hではパワーコントロールユニットとトランスアクスルを一体化して小型軽量化した「eAxle」を搭載するとともに、バッテリーの高出力化を実現(写真:三木 宏章)

私は、まずハイブリッドに全輪駆動を組み合わせた「350h AWD」に乗り、東京から軽井沢までドライブした。「機能性と上質なデザインを両立」というレクサスの言葉どおり、まずデザイン面では、ほとんどスイッチが目立たないクリーンな造型が特徴的だ。

運転席に乗り込む際に床面が高めなのは、BEVモデルでバッテリーを収めるためのスペースを確保するためであり、ハイブリッドモデルでは不要にも思えるが、そこに補機類や車体強度を確保するための部材が入っているそうだ。

走り出すと、モーターによる力強い加速と、そこからエンジンにタッチする、おなじみのハイブリッドなのだが、エンジンが始動したときの力強さと太めの音も心地良く、加速感が気持ちいい。

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