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「正気か!就活せえ!」と母は猛反対したが…芦屋育ちの箱入り息子(24)が長野で「DCブランド専門の古着店」を開いた顛末

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80年代のDCブランドに特化した古着屋「SNOB」の店主・市村修蔵氏
80年代のDCブランドに特化した古着屋「SNOB」の店主・市村修蔵氏(写真:筆者撮影)
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地方都市の一角にありながら、80年代DCブランドの「じゃない方」のブランドに深掘りし、数多くのアイテムを取り揃えている。その特異さ、店舗を訪ねるごとに出会う新鮮な驚きは、瞬く間に全国のファッション好きやコレクターの知るところとなった。

懐古趣味で終わらせない。あえて現代に提示する理由

だが、市村氏の視線は単なる古着の売買にとどまっていない。同世代のクリエイターたちとともに新たな発信を試みているという。

「SNOBは店舗のサブタイトルに『別冊DCブランド』と付けているのですが、これは若い同世代やさらに下の世代にDCブランドを新しい見え方、伝え方をしていきたいという思いがあります。単なる懐古趣味でやってしまうと、当時を知る60代以上の人たち向けで終わってしまいます。私のように当時をリアルタイムで知らない現代のクリエイターたちと一緒に、新しい解釈や視点で再提示していくプラットフォームをつくっていきたいです」

(写真:筆者撮影)

バブルの熱狂を知らない24歳が、あえて現代に提示する80年代DCブランドの価値とは何か。後編では、市村氏が語る「トゥーマッチさ(過剰感)の美学」と、日本のものづくりが放っていた狂気じみた魅力に迫る。

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