「喝!」でお茶の間を沸かせた張本勲さんが、9月9日、86歳で亡くなった。
現役時代は日本プロ野球史上初の3000安打を達成し、通算3085安打、首位打者7度という輝かしい実績を残した「安打製造機」。引退後も野球評論家として長く活躍し、TBS系「サンデーモーニング」では、歯に衣着せぬ辛口コメントで人気を集めた。
その張本さんといえば、大谷翔平の二刀流に対しても厳しい言葉を投げかけていた。
「二刀流なんて無理。このままではどちらも中途半端で終わる」
そんな趣旨の発言を繰り返し、本人に投手か打者か、どちらか一本に絞るよう求めた。2016年には「本人がやりたいと言うから。でも、もう周りの大人が説得してやらないといけない」と語り、18年には「一本に絞ってほしい」とまで言い切っている。
日本ハム・名護キャンプで見せた、テレビとは違う姿
ところが、そんなテレビでの姿とはまったく違う張本さんの姿が、2010年代の日本ハム・名護キャンプでは見慣れた光景になっていた。
日本ハムのキャンプに足繁く通い、中田翔や大谷の打撃練習を見守る。時にはバットを手に取り、自ら手本を見せながら、直接、打撃指導をする。中田には30~40分にわたって指導したこともあり、「この形で打てと。打てなかったらオマエの給料を私が払ってやるから」と、熱のこもった言葉をかけていた。



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