健康リスクを軽減する昼寝の「30分の壁」
30分以上の昼寝を習慣にしている人は、全死亡、心血管疾患や代謝性疾患のリスクが高まる傾向が報告されています。
昼寝と健康との関係について調べた44件の研究(計186万4274名)を統合して解析した結果、30分以上の昼寝を習慣にしている人では、全死亡をはじめ、心筋梗塞や心不全、高血圧などの心血管疾患、さらに2型糖尿病や肥満、メタボリックシンドロームなどの代謝性疾患のリスクが高いことが報告されました。
一方で、30分未満の昼寝では、このようなリスクの明確な上昇は認められませんでした。
昼食後は眠気に襲われやすく、仕事や勉強、家事に集中できなくなることも少なくありません。そんなとき、適度な昼寝は集中力や注意力を回復させ、疲労感をやわらげる効果が期待できます。しかし、その一方で、昼寝が長くなりすぎると、さまざまな病気のリスクと関連することもわかっているのです。


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