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「悪夢を頻繁に見る人」は高血圧の傾向が高い!? まだまだ解明されていない《睡眠の深い謎》3つの研究の現在地 

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健康効果をもたらしてくれる意外な睡眠の方法を紹介します(写真:Luce/PIXTA)
  • 岡本 宗史 医師、医学博士(抗加齢医学)

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昔から「寝る子は育つ」とはよく言われたものですが、抗加齢医学が専門の医学博士である岡本宗史氏によれば、正しく睡眠をとることは、実は子どもの発育だけでなく、大人が健康に生活していくためにも不可欠な要素だといいます。
本稿では、岡本氏の著書『結局、体調がすべてを支配する 疲れと不調に振り回されない74の科学』から一部を抜粋・編集する形で、睡眠と健康の関連について、最新の研究から得られているエビデンスとそのメカニズムを紹介します。

健康リスクを軽減する昼寝の「30分の壁」

30分以上の昼寝を習慣にしている人は、全死亡、心血管疾患や代謝性疾患のリスクが高まる傾向が報告されています。

昼寝と健康との関係について調べた44件の研究(計186万4274名)を統合して解析した結果、30分以上の昼寝を習慣にしている人では、全死亡をはじめ、心筋梗塞や心不全、高血圧などの心血管疾患、さらに2型糖尿病や肥満、メタボリックシンドロームなどの代謝性疾患のリスクが高いことが報告されました。

一方で、30分未満の昼寝では、このようなリスクの明確な上昇は認められませんでした。

昼食後は眠気に襲われやすく、仕事や勉強、家事に集中できなくなることも少なくありません。そんなとき、適度な昼寝は集中力や注意力を回復させ、疲労感をやわらげる効果が期待できます。しかし、その一方で、昼寝が長くなりすぎると、さまざまな病気のリスクと関連することもわかっているのです。

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