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献立を考え、包丁を握り、火加減を見る…料理は前頭前野をフルに使う「脳活」だ―80代が包丁を握るデイサービスの実践

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プロのシェフの指導のもと、利用者自身が調理を楽しむ「なないろクッキングスタジオ」(写真:SOYOKAZEプレスリリースより)

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高齢になると、火や包丁を使う料理を周囲から心配され、料理をする機会が少なくなるケースがあります。しかし料理特化型デイサービス「なないろクッキングスタジオ」では、「危ないからやらない」のではなく、「どうすれば安全にできるか」という考えのもと、食材を切る、焼く、盛り付けるなど、利用者一人ひとりができる工程に取り組んでいます。
その取り組みの様子については、「通うのが楽しみに」団塊世代を惹きつける"料理特化型"デイサービスの全貌。《まるでおしゃれなカフェ》料理リハビリという新しい選択でも紹介しましたが、本記事では改めて、なないろクッキングスタジオの書籍『70歳からの健康脳活クッキング』から一部を抜粋・再編集。
東北大学加齢医学研究所教授・川島隆太氏監修のもと、料理と脳の関係や、料理が持つ健康的な意義についても図解を交えながら紹介します。

業界初の料理特化型デイサービス!なないろクッキングスタジオとは?

東京都内の4か所で展開する、なないろクッキングスタジオ(通称:なないろ)は、機能訓練として料理を取り入れた、料理に特化したデイサービス。料理を通じて「できた!」「やれた!」「もっとやりたい!」を実感するというコンセプトのもと、プロのシェフによる料理教室さながらのサービスを提供しています。

調理器具が並ぶクッキングスタジオ(写真:編集部撮影)

要介護1〜5のすべての人が対象で、身体のマヒや認知症のある方、車いすを使っている方まで幅広い利用があります。要支援の人も自費(10割負担)で利用が可能です。要介護度別ではなく本人のコンディションや希望に合わせてグループ分けをし、シェフの指導のもと、スタッフがサポートしながら行うので、安全に楽しく料理に取り組めます。

80歳代前半がボリュームゾーンで、最高齢で100歳超えの方もいます。「料理は苦手で」「もうずっと作っていなかったし……」と不安に感じていた方が、いざ調理場に立つと素晴らしい包丁さばきを見せてくれることも。また、約8割は女性ですが、料理を学びたい男性の利用も増えています。

みんなで楽しく手を動かし、料理を作っていく(写真:編集部撮影)
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