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献立を考え、包丁を握り、火加減を見る…料理は前頭前野をフルに使う「脳活」だ―80代が包丁を握るデイサービスの実践

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プロのシェフの指導のもと、利用者自身が調理を楽しむ「なないろクッキングスタジオ」(写真:SOYOKAZEプレスリリースより)
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人間の脳は、年齢とともにその機能が衰えていきます。とくに、「前頭前野」の働きは、人が健全な生活を送るうえで欠かせないものですが、20代から直線的に低下します。これをくいとめるには、日々の生活で前頭前野を意識して使うことが大切です。

そこでおすすめなのが、料理です。料理中は常に前頭前野が活発に働くことがわかっており、“脳活性プログラム”として活用できるのです。

料理をしているときの前頭前野の様子

大阪ガス株式会社と東北大学の共同研究(*)によると、光トポグラフィという装置を使って調理中の脳の血流の変化を調べたところ、調理の各手順で、前頭前野が活性化することが確認されました。

*「調理による脳の活性化(第一報)―近赤外線計測装置による調理中の脳の活性化計測実験―」山下満智子、川島隆太ほか、日本食生活学会誌 vol.17(2):39(125)-43(129), 2006

安静時の前頭前野(画像:『70歳からの健康脳活クッキング』)

1 献立を考える

残り物の有無や家族の好み、栄養バランス、前日の献立、何を買い足すかなど、さまざまなことを念頭に置いて考えるため前頭前野がよく働きます。

(画像:『70歳からの健康脳活クッキング』)
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