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献立を考え、包丁を握り、火加減を見る…料理は前頭前野をフルに使う「脳活」だ―80代が包丁を握るデイサービスの実践

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プロのシェフの指導のもと、利用者自身が調理を楽しむ「なないろクッキングスタジオ」(写真:SOYOKAZEプレスリリースより)
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2 食材を切る

火が通りやすいように薄く切ったり、調理順を考慮して切る順番を変えたりと、その先の段取りを考えながら作業を進めます。このときも前頭前野が働きます。

(画像:『70歳からの健康脳活クッキング』)

3 炒める

食材の変化に注意を向け、火加減を調整したり、別の材料や調味料を加えたりと、状況をその都度判断しながら仕上げていきます。前頭前野がしっかり働きます。

(画像:『70歳からの健康脳活クッキング』)

4 盛りつける

家族の食べる量を考えて取り分けつつ、おいしそうに見えるよう、イメージを頭に描きながら盛りつけます。最後まで前頭前野が働きます。

(画像:『70歳からの健康脳活クッキング』)

前頭前野の“実行機能”をたくさん使うことが重要

料理をすると前頭前野が働くわけは、料理の進め方にあります。

料理は“食べる”というゴールに向かって、さまざまな工程を組み立てながら進んでいきます。献立を決めて買い出しをしたり、出来上がりをイメージしながら複数の作業を同時並行でこなしたり、別々の鍋に注意を分散したり……。

いずれも記憶力や判断力、推理・推測する力など、前頭前野のあらゆる機能を駆使しています。

さらに、このように計画を立て、目標に向けて各過程を調整しながら進めていく能力のことを「実行機能」といいます。料理は一連の作業を通して実行機能をたくさん使うため、前頭前野を非常に活性化させるのです。

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