2 食材を切る
火が通りやすいように薄く切ったり、調理順を考慮して切る順番を変えたりと、その先の段取りを考えながら作業を進めます。このときも前頭前野が働きます。
3 炒める
食材の変化に注意を向け、火加減を調整したり、別の材料や調味料を加えたりと、状況をその都度判断しながら仕上げていきます。前頭前野がしっかり働きます。
4 盛りつける
家族の食べる量を考えて取り分けつつ、おいしそうに見えるよう、イメージを頭に描きながら盛りつけます。最後まで前頭前野が働きます。
前頭前野の“実行機能”をたくさん使うことが重要
料理をすると前頭前野が働くわけは、料理の進め方にあります。
料理は“食べる”というゴールに向かって、さまざまな工程を組み立てながら進んでいきます。献立を決めて買い出しをしたり、出来上がりをイメージしながら複数の作業を同時並行でこなしたり、別々の鍋に注意を分散したり……。
いずれも記憶力や判断力、推理・推測する力など、前頭前野のあらゆる機能を駆使しています。
さらに、このように計画を立て、目標に向けて各過程を調整しながら進めていく能力のことを「実行機能」といいます。料理は一連の作業を通して実行機能をたくさん使うため、前頭前野を非常に活性化させるのです。


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