高金氏本人については、現時点で今回新たに浮上した国家安全法違反の疑いについて起訴されたわけではない。したがって、張氏を中心とする新たな捜査と高金氏本人の刑事責任については、現段階では明確に区別して見る必要がある。
それでも、国会事務所の元主任が電子監視下から逃亡し、その直後に現職秘書らの捜査、さらに中国資金をめぐる国家安全法違反の疑いまで浮上したことで、高金氏をめぐる事件は単なる汚職事件を超えて、重大な政治・安全保障問題へと発展する可能性が出てきた。
今後は、10月27日に予定される高金氏本人の出廷と公判手続きに加え、逃亡した張氏の身柄確保、逃亡を支援した人物の有無、そして中国側からの資金提供をめぐる捜査がどこまで広がるのかが大きな焦点となる。
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