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ライフ #ここでしか聞けない中国消費者のリアル

金持ちの「中国系の一家」が《日本旅行》に、わざわざ"中国の両親たちを呼び寄せてまで"来日したい彼らの事情

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写真はイメージ(写真: CHAI / PIXTA)
  • 劉 瀟瀟 中国若者富裕層ビジネスコンサルティング 代表
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そして旅行の後半からは、大家族での旅行に変化する。両家の両親が合流し、7人の団体旅行となった。夫の両親は家庭の事情があるため、日本観光の後はそのまま広東省へ戻るが、妻の両親は旅行後に一緒に渡米するプランだ。

アメリカは産休が短く、引っ越しも控えているため、若い夫婦だけでは手が回らない。出産時にも両親4人が1カ月ほどシカゴに滞在し、赤ちゃんと新米ママの面倒を見てくれたが、育児方針のギャップや些細なことで蓄積したストレスから、基本的には夫婦2人で子どもを育てることを決意した。

しかし今回はさまざまな事情が重なるため、「両親の意見は尊重しつつも、意思決定は若い夫婦が行う」というルールに納得してもらったうえで、シアトルでの生活が落ち着くまで手伝ってもらうことになったという。

初来日の両親たちと日本旅行を満喫

「両親が来てくれることに感謝すべきだ」と思われるかもしれないが、中国の家庭では孫の世話をするのが当たり前であり、逆に親の力を借りずに自分たちやヘルパーだけで世話をするのは考えられないという50代・60代の親世代がまだまだ少なくない。

「自分もしっかり育て上げたのだから、孫も自分のやり方で育てる」と考え、定年後に子どもの近くに移住するケースも多い。給料をもらうか、あるいは自身の退職金を取り崩してまで、半分喜び・半分疲れながら孫の面倒を見る「老年移住者」は中国国内だけでなく、海外にも数多く存在する。このあたりの事情については、また別の記事で紹介したい。

両家の両親は日本に来たことがなかったため、旅の後半の移動はTrip.comで予約した中国人ハイヤー兼ガイドに依頼した。

定番の浅草寺や東京タワー、ショッピングだけでなく、Aさん夫婦が厳選した東京の美味しいレストラン(ミシュランレベルの焼肉から下町の居酒屋まで)を案内してもらった。

もちろん赤ちゃん連れでも入れる店を選んでいる。赤ちゃんの世話があるため、食事は交替でとることもあった。人手が増えたことで子どもの世話は楽になったものの、「親とのやり取りはまた別のストレスだ」と夫婦は苦笑いしていた。

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