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ライフ #ここでしか聞けない中国消費者のリアル

金持ちの「中国系の一家」が《日本旅行》に、わざわざ"中国の両親たちを呼び寄せてまで"来日したい彼らの事情

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写真はイメージ(写真: CHAI / PIXTA)
  • 劉 瀟瀟 中国若者富裕層ビジネスコンサルティング 代表
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結婚して約10年、今年の3月には待望の第一子を授かった。目に入れても痛くないほど愛おしい長女の誕生に、家族全員が歓喜しているそうだ。

妻の妊娠中には、元々縁があったシアトルの学区エリアに一軒家も購入した。教育環境を考えると、勉強や習い事、中国語教室などが充実しているシアトルがいいと判断したからだという。妻の社内異動もスムーズに決まったため、年内にシアトルへ引っ越す予定だ。

そんなスーパーパワーカップルのAさん夫婦は、実は大の日本好きだ。結婚後、妻もグリーンカードを取得し、後にアメリカ国籍を取得した。中国のパスポートでは海外旅行の際にビザ申請が必要な国もあり、時間もお金もかかるため、より自由にアメリカで働き、生活したいと考えたからだ。そのため、一般的な中国人よりも早い時期から来日するようになり、これまで何度も日本観光を楽しんできた。

旅行前半は赤ちゃんと夫婦で過ごした

では、今回の旅行はどのようなものだったのだろうか。

最初の数日は、赤ちゃんと夫婦3人での時間を過ごした。ゆっくり過ごせる場所、そして赤ちゃんに優しい環境が整っている場所を探した結果、日本以外の選択肢はなかったという。3週間の日本滞在のうち、前半は家族3人水入らずの時間を楽しんだ。

お金持ちだからといって無駄遣いするわけではなく、節約するところは節約し、使いたいところにはお金を惜しまない。

例えば、クレジットカードのポイント活用に精通している夫がうまくやり繰りし、航空券代をほとんどかけずに、ビジネスクラスの往復航空券と、新宿の新しい高級ホテルの宿泊代を浮かせることができた。

一方で、夫は最愛の妻への出産祝いとして、東京に到着した当日に百貨店へ向かい、600万円のブランドネックレスを購入した。30分も迷わなかったそうで、まさに「一擲千金(いってきせんきん:一度に惜しげなく大金を使うこと)」そのものだ。

時差ボケの赤ちゃんを寝かせたり、体調や様子に常に気を配らなければならない面もあるが、東京で美味しいお肉を堪能し、公園を散歩し、思い出の場所でプロのカメラマンに3人の家族写真を撮影してもらったりしたそうだ。妻は「理想的なchillな(まったりとした)時間を過ごせて最高」と満面の笑みで筆者に語ってくれた。

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