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ライフ #くらたまの「人生後半、独り旅」

「そこの板、穴が開いてる!」 50代漫画家が那須旅行の吊り橋で味わった"まさかの恐怖"…相次ぐホラー体験で悟ったこと

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吊り橋を渡る女性
足元の板に穴…高所恐怖症では"ない"くらたまでも感じた恐怖とは(写真:筆者提供)
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この日は、旅の中で一番ゆっくり眠れた日でした。旅の緊張も解けた頃合いで、翌日には帰るという安堵感もあったのかもしれません。

翌朝はキッシュとソーセージ、温かいパンの朝食でつい食べすぎてしまい、ランチに行こうと計画していた珍しいパイの専門店「タラゴンナスツー」は見送ることになってしまいました。道の駅「湯の香・しおばら」に寄って、好物の米粉クッキーをいくつか買ったあと、前日に続き、吊り橋に行くことになりました。

「昨日、怖かったんでしょ、こりたんじゃないの?」

「だから、もう1回行きたいのよ。自分を試したいの」

「大吊橋」に再度チャレンジ

今回行くのは「もみじ谷大吊橋」です。橋は大きいほうが怖くなさそうですが、これも渡ってみないとわかりません。駐車場に車を停め、橋の入り口で渡橋料300円を払ってから渡り始めます。確かに「大吊橋」というだけあって、幅も長さもあります。

「昨日より平気だわ。やっぱりちょっとは怖いけど」

手すりを持って歩きたいのは同じですが、つつじ吊り橋より安定感がある気がします。

「下にあるのが水だからじゃない? 渓谷より怖くないよね」

「ああ、それもあるかも」

眼下に見える風景によっても、怖さは異なる気がします。もみじ谷大吊橋は塩原ダム湖の上にかかっているので、「万一、落ちても助かるかも」と無意識に思えるのかもしれません。

橋を渡った先は、ちょっとした広場になっており、赤とんぼがたくさん飛んでいました。歩いているとすぐ近くを飛ぶので、手を出したら指に止まりました。

「見て見て! 人懐っこい赤とんぼ!」

妹に声をかけると、妹の帽子にも3~4匹が止まっていました。

人懐こい赤トンボ(写真:筆者提供)
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