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南海高野線、聖地目指す「秘境路線」保線の裏側 「動物はよく出ます」ベテランに聞く山の特殊事情

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南海高野線 保線作業 橋本エリア担当区長
南海電鉄施設部保線区橋本エリアの高野智雄担当区長と、難波から山岳区間へ直通する高野線の快速急行(記者撮影)

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【写真を見る】南海高野線、聖地目指す「秘境路線」保線の裏側 「動物はよく出ます」ベテランに聞く山の特殊事情(50枚)

南海電気鉄道の高野線は大阪市中心部と和歌山県の高野山・極楽橋を結ぶ64.5kmの路線だ。

橋本までの「平坦区間」、橋本から極楽橋までの「山岳区間」という異なる2つの顔を持つ。平坦区間は中百舌鳥(なかもず)から分岐する泉北線を含め、沿線にベッドタウンが広がり、通勤通学路線の性格が強い。

登山鉄道の一面も

一方、橋本―極楽橋間は高低差443mをこなす急勾配と急カーブが連続する登山鉄道。南海電鉄は小田急箱根(箱根登山電車)、富士山麓電気鉄道、大井川鉄道、アルピコ交通、叡山電鉄、神戸電鉄とともに「全国登山鉄道‰(パーミル)会」の一員となっている。

終点の極楽橋では、ほとんどの乗客は改札を出ることなく、駅構内で鋼索線(ケーブルカー)に乗り継ぐ。山上の高野山駅からは専用道を通るバスが世界遺産でもある壇上伽藍や金剛峯寺、奥之院などの聖地と結んでいる。

近年は、高野線の乗客に欧米を中心とした外国人観光客の姿が目立つ。寺院の宿坊に泊まり、精進料理や修行を体験するのが人気という。

【写真を見る】急勾配・急カーブが続く南海高野線の山岳区間。野生動物とも遭遇するという大手私鉄でもめずらしい“秘境区間”の保線作業はどのように進められているのか
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