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トイレでチェック!健康を損なう"尿のサイン" 排尿をつかさどる「腎」をいたわる養生・ツボを漢方に詳しい薬剤師が解説

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お腹を押さえる女性
健康を損なう尿のサインとは?(写真:webweb/PIXTA)
  • 平地 治美 薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表

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朝晩が少しずつ涼しくなり、夏の暑さが和らいできました。「やっと過ごしやすくなった」と感じる一方で、「なんとなく体がだるい」「朝起きても疲れが取れない」「以前より体力が落ちた気がする」という方も多いのではないでしょうか。

特に今年は昨年のような厳しい猛暑というより、暑くなったり涼しくなったり、雨や曇りの日が続いたりと、天候が安定しない時期が多かったように思います。このように気温や湿度、気圧などが大きく変化する状況では、体はそのたびに環境に適応しなければなりません。

こうした変化が続くことで自律神経に負担がかかり、「秋ばて」が起こることもあります。

秋は冬に備える準備期間

漢方では、季節の変化に合わせて体の状態も変化すると考えます。

秋は夏に消耗した体を立て直し、これから迎える冬に備える大切な時期です。この時期に「秋ばて」が長引き、十分に回復できないでいると、冬を乗り切るための体の土台づくりがおろそかになります。

その結果、漢方でいうところの「腎」にも影響してしまいます。

漢方でいう「腎」とは、西洋医学の腎臓そのものを指す言葉ではありません。

西洋医学の腎臓は、血液をろ過して尿を作り、体内の水分や電解質などを調整する重要な臓器ですが、漢方の腎は、それよりもう少し広い意味を持っています。腎には、生命活動の根本となる「精(せい)」が蓄えられており、成長や発育、生殖、老化など、生命の根本に関係するとされているのです。

そのため、腎が弱ると疲れやすい、腰や膝が弱る、白髪や抜け毛が増える、耳鳴りがする、冷えやすいなど、さまざまな変化が現れると考えます。

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