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トイレでチェック!健康を損なう"尿のサイン" 排尿をつかさどる「腎」をいたわる養生・ツボを漢方に詳しい薬剤師が解説

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お腹を押さえる女性
健康を損なう尿のサインとは?(写真:webweb/PIXTA)
  • 平地 治美 薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表
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■残尿感がある

排尿したばかりなのに、「まだ残っている感じがする」「すっきりしない」という状態です。腎が弱ると膀胱の働きをうまくコントロールできなくなるため、排尿後もすっきりしない感覚につながるのです。

また尿を溜めておく力が落ちると水分代謝が滞るため、漢方でいう水滞(すいたい)・水毒(すいどく)という状態になります。これは残尿感だけでなく、むくみも引き起こします。

■トイレが近くなった(頻尿)

一般的に、1日の平均の排尿回数はおよそ5~7回といわれています。

「以前よりトイレが近くなった」「それほど水分を摂っていないのに、頻繁に尿意を感じる」という変化を感じる人もいるでしょう。腎の尿を溜めておく力が弱くなると、少しの尿でも尿意を感じてトイレに行きたくなったり、トイレを我慢しにくくなったりします。

特に頻尿に伴って、冷えや腰・膝のだるさ、疲れやすさなどがある場合は、頻尿を悪化させる可能性があるので要注意です。

尿漏れ・排尿時の痛み

■尿が漏れる

くしゃみや咳、笑ったとき、重い物を持ったときなどに尿が漏れる。あるいは、トイレまで我慢できずに漏れてしまう。これらはまさに腎の「尿が出ないように閉じておく力」、すなわち固摂の働きの低下を示しています。特に尿漏れは頻尿とセットで起こりやすいようです。

■排尿時に痛みがある

排尿時に「しみる」「焼けるように痛い」といった症状がある場合、漢方では、単純な腎の働きが弱った状態(腎虚:じんきょ)だけではなく、膀胱に余分な熱と水分が溜まった湿熱(しつねつ)という状態に陥っていると考えます。膀胱にこもった余分な熱が尿の通り道を刺激するため、こうした症状が起こりやすいのです。

排尿時の痛みに加えて、尿の色が濃い、にごっている、においが強い(ツンとしたにおいがする)、尿が近いといった症状を伴うこともあります。

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