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トイレでチェック!健康を損なう"尿のサイン" 排尿をつかさどる「腎」をいたわる養生・ツボを漢方に詳しい薬剤師が解説

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お腹を押さえる女性
健康を損なう尿のサインとは?(写真:webweb/PIXTA)
  • 平地 治美 薬剤師、鍼灸師。 和光鍼灸治療院・漢方薬局代表
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そしてもう1つ、腎と深く関係しているのが水分代謝と、その表れとしての排尿です。尿といえば、排尿後に毎回、何気なく見ていると思いますが、実は回数や量、勢い、色などにそのときの体の状態が表れる、不調を知らせるサインなのです。

そこで今回は気を付けたい「尿の変化」と、腎をいたわる秋の養生についてお話しします。

夜間頻尿・残尿感・尿の出が悪い

まずは尿を出すこと、つまり「排尿」のトラブルについて見ていきます。

漢方では、腎には体に必要なものを漏らさず保持する「固摂(こせつ)」という働きがあると考えます。そのため、腎の働きが弱くなると、尿を膀胱に適切にためておく力が低下し、さまざまな排尿トラブルにつながるとされています。

またそこに冷えが加わると、腎の体を温める力が不足するため、排尿問題がさらに深刻化します。

具体的な症状は次の通りです。このようなこれまでと違う排尿状態や排尿トラブルがあったら、腎の働きが弱まっているサインだと思ったほうがいいでしょう。

■夜中に何度もトイレに起きる(夜間頻尿)

一般的には夜中にトイレに起きる回数は0~1回だと言われています。「以前は朝まで眠れていたのに、最近は夜中にトイレに起きるようになった」といった声がよく聞かれます。一晩に1回程度でも、もしそれが以前にはなかった変化であれば要注意です。

■尿の勢いが弱い・出始めるまで時間がかかる

「以前は勢いよく出ていたのに、最近はチョロチョロする」「トイレに行っても、すぐには尿が出ない」といった変化も見逃せません。腎には膀胱を適切にコントロールして尿を押し出す働きもあるため、その力が低下すると尿を溜めておけなくなるだけでなく、尿の勢いが弱くなったり、出始めるまで時間がかかったりするのです。

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