今年の9月は、「敬老の日」と「秋分の日」の祝日が同じ週に重なり、しかもその両祝日に挟まれた平日が「祝日と祝日に挟まれた平日や土曜日も国民の休日になる」という祝日法の定めにより、11年ぶりに9月の5連休となっている。
4月末~5月初旬のゴールデンウィークや夏のお盆の時期の大型連休では、高速道路の通行量の分散が進み渋滞回数や長さは減少気味だが、今回のシルバーウィークは「短期集中」であり、分散が難しいことや、夏の猛暑を避けてシルバーウィークに帰省やレジャーをずらす動きもあって、かなりの混雑が予想されているのだ。
「10km以上」の渋滞が増加
ここからは、発表の内容に沿って確認しておこう。まず全体の状況として、今年のゴールデンウィーク後半の5連休(5月2日~6日)と今回の予想を比較してみる。
渋滞の長さのひとつの基準となるのが「10km」という距離だ。渋滞情報で「10km以上」と聞くと、混み具合が心配になるだろう。
今年のゴールデンウィークでの「10km以上の渋滞」の発生回数は、下り96回、上り129回の計225回であった。それに対するシルバーウィークの予測は、下り125回、上り154回の計279回、24%の増加である。ただし、30km以上の渋滞は減少すると予測されている。
10km以上の渋滞回数(NEXCO発表資料より)
正確な比較とはならないが、今年8月のお盆期間(10日間)の10km以上の渋滞回数は計312回と発表されており、シルバーウィーク5日間の予測290回と大差ない。つまり、お盆の期間と同じくらいの渋滞が、わずか半分の5日間で起きてしまうかもしれないのである。
日毎の10km以上の渋滞予想を見てみると、下りは初日の19日(土)が32回、20日(日)と21日(月・祝)が30回と最初の3日間に集中しており、しかも3日間の差がほとんどない。
一方の上りは、21日(月・祝)が36回、翌22日(火・休日)が45回、そして連休最終日の23日(水・祝)が18回と、3日目と4日目に混雑が集中する予測となっている。


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