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「翻訳機があるから英語は覚えなくていい」の落とし穴 「天の川」「牛」「マナー」に隠れた語学の隠れたメリット

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天の河
同じ夜空を見て、日本人は「川だ」と思い、英語圏の人々は「牛乳だ」と思っている(写真:masaru_tabiwaku/PIXTA)
  • 西岡 壱誠 一般財団法人ドラゴン桜財団代表理事・ドラゴン桜2編集担当
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さて、ではどうしてそんな見方の違いが生まれたのでしょうか? もちろん答えはありませんが、一つ面白い考察ができます。

「牛」って英語で何と言うでしょうか。「cow(カウ)」がすぐ浮かんだ人が多いと思います。しかし実は、英語には牛を表す言葉が本当にたくさんあるのです。

英語には「牛」を表す言葉が、やたらと多い

cattle……家畜としての牛
cow……雌牛
bull……雄牛
bullock……去勢牛
beef……牛肉
calf……子牛
ox……生物学上の言い方

日本語で「牛肉」と言えば済むところを、英語では「beef」と言います。「cow meat」ではありません。
ここで1つ、大事な法則をお伝えしましょう。言葉というのは、「よく使うもの」「身近なもの」ほど、細かく呼び分けられて増えていくのです。

例えば、あだ名を考えてみてください。

仲のいい友達には、いろんな呼び方が生まれますよね。僕も壱誠(いっせい)という名前ですが、「いっちゃん」「いっせー」「イチ」など、いろんな呼ばれ方をされてきました。いろんな人と深く関わっているからこそ、いろんな呼び名が生まれる。そして関わる人が増えれば増えるほど、呼ばれ方が増える。

逆に言えば、呼び方がたくさんあるということは、それだけ多くの人が関わっているということになります。

日本人からすると、「牛」って普通の動物ですが、しかし英語を使っている人たちの住んでいる地域では、そうではないのです。

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