アイドルの指が6本ある――。9月2日発売の『週刊少年マガジン』40号に掲載された、日向坂46の人気メンバー大野愛実のグラビア写真がSNSを騒がせた。
問題となったのは、大野が膝を抱えるように座り、両手を重ねた写真だ。手前の左手に、奥にある右手の指が重なっていたが、両手の境界線が不鮮明なため、一見、左手から6本の指が伸びているようにも見える。このためSNSでは「指が6本?」「生成AIで加工したのではないか」などの指摘が相次ぎ、大野の写真は急速に拡散した。
週刊少年マガジン編集部は同日夜、「オペレーターに確認をしましたところ、掲載誌への印刷用に写真全体の明度を調整する際、輪郭部分の影まで薄くなってしまったことで起きた現象が原因でした」と説明。明るさを調整し直した写真を公式Xで改めて公開した。
生成AIによる加工を疑う声の背景にあるもの
今回の騒動で気になったのは、写真の不自然さを見て、生成AIによる加工を疑う声が相次いだことだ。グラビア写真の修整自体は、以前から行われてきた。しかし今は、加工の不備が見つかると「AIを使ったのではないか」という疑惑にもつながる。その背景には、生成AIが作る画像についての印象と、利用そのものへの不信がある。
そもそもグラビアでは、生成AIが登場するはるか前から写真を修整してきた。Photoshopなどのソフトを使い、肌の赤みや一時的な傷、髪の乱れ、衣服のしわ、背景に映り込んだ不要なものなどを消す。時には体型を細く見せる修正をすることもある。


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