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「とにかくたくさんチャレンジ」で結果が出ないわけ
書店の自己啓発コーナーには、「とにかく行動量を増やそう」「100個試せば1個は当たる」といった言葉があふれています。たしかに、何もしないより試してみるほうがいいのは間違いありません。
ただ、「新しいことに手を出せば、いつか才能が見つかる」と考えて、次々にジャンルを変えていくとどうなるでしょう。どの分野も入り口だけで終わってしまい、自分の本当の才能までたどり着けない。そんな別の落とし穴が待っています。
この「落とし穴の正体」をプリンストン大学の心理学者ブルック・マクナマラらが明らかにしました。マクナマラらが集めたのは、88本のメタ分析対象論文、参加者およそ1万1135名分のデータです。そして、「計画的練習がパフォーマンスとどれだけ関係しているか」という昔からの問いに、数字で答えを出しました。
ゲームでは26%、音楽では21%、スポーツでは18%、教育の場面では4%、職業の領域では1%未満。この数字は、「うまい人とそうでない人がいるのはなぜか」という理由の全体を100としたとき、練習量で説明できるのがどれだけか、という割合です。


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