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「1万時間やれば一流になれる」は全てに言えなかった…仕事の技能を練習量で説明できるのは"1%未満"という《残酷な事実》

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5日で自分の才能が見つかる本 努力
「1万時間続ければ誰でも一流になれる」は、すべてのジャンルには当てはまらない(写真:mariakray / PIXTA)

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「とにかく行動量を増やそう」「1万時間続ければ誰でも一流になれる」。努力の量を信じる言葉は、書店にも職場にもあふれている。ところが、1万人規模のデータを積み上げたメタ分析が示したのは、努力の量が成果を説明する割合は、分野によって驚くほど違うという事実だった。とりわけ職業の領域では、その割合は1%未満にとどまるというーー。
※本稿は『5日で自分の才能が見つかる本』から一部を抜粋してお届けします。

「とにかくたくさんチャレンジ」で結果が出ないわけ

書店の自己啓発コーナーには、「とにかく行動量を増やそう」「100個試せば1個は当たる」といった言葉があふれています。たしかに、何もしないより試してみるほうがいいのは間違いありません。

ただ、「新しいことに手を出せば、いつか才能が見つかる」と考えて、次々にジャンルを変えていくとどうなるでしょう。どの分野も入り口だけで終わってしまい、自分の本当の才能までたどり着けない。そんな別の落とし穴が待っています。

この「落とし穴の正体」をプリンストン大学の心理学者ブルック・マクナマラらが明らかにしました。マクナマラらが集めたのは、88本のメタ分析対象論文、参加者およそ1万1135名分のデータです。そして、「計画的練習がパフォーマンスとどれだけ関係しているか」という昔からの問いに、数字で答えを出しました。

ゲームでは26%、音楽では21%、スポーツでは18%、教育の場面では4%、職業の領域では1%未満。この数字は、「うまい人とそうでない人がいるのはなぜか」という理由の全体を100としたとき、練習量で説明できるのがどれだけか、という割合です。

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