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早くも期待!? 朝ドラ《ブラッサム》宇野千代が「一種の畸人ないし狂人」と述懐する父親の"けた外れのダメっぷり"

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朝ドラ「ブラッサム」のモデル、宇野千代の父・俊次とはどんな人物だったのか(写真:Ryu/PIXTA)

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激動の明治・大正・昭和を駆け抜けた作家・宇野千代をモデルとしたNHKの朝ドラ「ブラッサム」の放送が9月28日から始まりますが、物語の序盤で大きな注目を集めそうなのが、主人公・葉野珠の父である清治の存在です。
本稿では、実家の酒蔵を継ぐこともせず、放埓な生活に没頭し、宇野千代本人に「一種の畸人ないし狂人」と言わしめた、父・宇野俊次の「ダメっぷり」を示すエピソードを、四條たか子氏の著書『宇野千代 その言葉と人生』から一部を抜粋・編集する形でお届けします。

宇野千代のふるさと岩国と錦帯橋と桜

宇野千代は、日本が日清戦争に勝利して間もない1897(明治30)年11月28日、父・宇野俊次、母・土井トモの長女として岩国(山口県)で生まれた。

千代は晩年の代表作『生きて行く私』に「周防ノ国岩国大字川西の八百七十七番地の家に生まれた」と記す。岩国は岩国県を経て山口県に編入されたが、「剛の長門・柔の周防」と言われるように、千代のしなやかな生き様は周防人ゆえかもしれない。

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