――インターネット上の誤情報が顕在化する中で、林さんは放送の所管大臣として、放送には「取材に裏打ちされた信頼性の高い情報発信」が期待されると国会答弁などで述べてきました。一方で、新聞も含めた既存メディアへの世間からの信頼低下も明らかです。現状をどうみていますか。
放送局や新聞、さらに雑誌は、健全な民主主義が発達する基盤であり、基本的な情報を国民に送り届ける社会的な役割を果たしてきた。しかし、デジタル技術が発展して、テレビ離れ、新聞離れが起きている。テレビを見たり、新聞を読んだりする層が驚くほど縮小している。
私が総務大臣として所管する放送でいえば、広告収入が減り、ネット広告費がテレビ広告費を上回ってからだいぶ時間が経った。それと呼応し、ローカル放送局の経営やインフラの維持が難しくなるという課題も出てきている。
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