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ビジネス #オールドメディアの岐路

〈閣僚に直撃〉新聞・テレビを「オールド」とは呼ばない林芳正総務相が語る、SNS時代に「若者より危うい世代」

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林芳正総務相は新聞、テレビなどを「クラシックメディア」と呼ぶ(撮影:梅谷秀司)

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長く世論形成の中心を担ってきた新聞・テレビ・雑誌は、SNSの普及とともに「オールドメディア」と呼ばれるようになった。そんな既存メディアを「クラシックメディア」と呼ぶ政治家がいる。林芳正総務相だ。首相ポストに「志を持ち続けていきたい」と公言する人物でもある。
なぜ「クラシック」なのか、新聞・テレビ・雑誌に何を期待するか、SNSと政治の関係はどうなっていくか――。大臣として所管する放送のことにとどまらず、幅広く聞いた。インタビューは前編、後編に分けてお届けする。前編の今回は「クラシックメディア」という呼び方に込めた意味と、メディアの経営の現状分析、SNS時代の世論形成、メディアリテラシーについて。

――インターネット上の誤情報が顕在化する中で、林さんは放送の所管大臣として、放送には「取材に裏打ちされた信頼性の高い情報発信」が期待されると国会答弁などで述べてきました。一方で、新聞も含めた既存メディアへの世間からの信頼低下も明らかです。現状をどうみていますか。

放送局や新聞、さらに雑誌は、健全な民主主義が発達する基盤であり、基本的な情報を国民に送り届ける社会的な役割を果たしてきた。しかし、デジタル技術が発展して、テレビ離れ、新聞離れが起きている。テレビを見たり、新聞を読んだりする層が驚くほど縮小している。

私が総務大臣として所管する放送でいえば、広告収入が減り、ネット広告費がテレビ広告費を上回ってからだいぶ時間が経った。それと呼応し、ローカル放送局の経営やインフラの維持が難しくなるという課題も出てきている。

林芳正(はやし・よしまさ)/1961年生まれ。84年東京大学法学部卒業、三井物産入社。94年米ハーバード大学ケネディ行政大学院修了。95年参議院議員選挙初当選、2021年の衆議院選挙で鞍替えした。防衛相、農林水産相、文部科学相、外相、内閣官房長官を歴任し、25年から総務相(撮影:梅谷秀司)

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