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「静岡の上沼恵美子」と呼ばれて…年間CM18社、定員120名のファンツアー即完売の"女王"が経験した「3度の仕事ゼロ」の危機

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久保ひとみさん
県外に進学・就職した人はこの笑顔を見て「静岡に帰ってきた」と安心するという(写真:筆者撮影)
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週に2回保育園に子どもを預け、仕事に復帰した(写真:shimi/PIXTA)

台本は一切なし。弟子入りしたアイドルが驚いた技術

そもそも、なぜ卒業したはずの久保さんに白羽の矢が立ったのか。そのヒントは、久保さんが出演するメディアを見るとわかる。

2026年7月に始まったバラエティ番組『おしえて!ひとみ先生』(テレビ静岡)では、静岡発のアイドルグループ・fishbowlが久保さんに弟子入り。仕事の極意を体当たりで学ぶというコンセプトのもと、さまざまな企画が放送されている。

『おしえて!ひとみ先生』では、アイドルグループ・fishbowlが久保さん(中央)に弟子入り(画像:テレビ静岡『おしえて!ひとみ先生』公式ページより)

第2回の放送回では、日本茶カフェで食リポにチャレンジする企画が行われた。その時にお手本として見せた久保さんのリポートが圧巻だった。

ハキハキと聞き取りやすい声でお店を紹介。テンポのよい進行でカフェに入店すると、店員さんと目線を合わせて会話。ユーモアあふれるトークで場をなごませた。

日本茶が提供されると、カメラマンさんにさりげなく声かけ。アップになったところで急須からお茶を注ぎ、「うわあ、きれいな色」「香りを嗅いだだけで1杯飲んだような気になっちゃいますね」と言いながら視聴者の五感を刺激する。

お茶を一口飲み、おいしそうな表情を浮かべて「お茶の旨みと、甘み! それが口の中にワーって広がりますね!」とコメント。最後は「カテキンをいっぱい摂取して、なんか私、きれいになったみたい」とオチをつける。台本は一切ない。すべてアドリブだ。

別室で食リポを見ていた共演者が「おいしいって言わないの、すごくない?」と言うと、その場にいたメンバーが口々に同意した。

店員さんにも声をかけながら、ロケを進めていく久保さん(画像:『おしえて!ひとみ先生』テレしず/テレビ静岡YouTubeチャンネルより)
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