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AIを使いすぎると「バカになる」は真実 MITが証明した、1カ月後も消えない"脳の認知負債"の恐怖

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知性大全 AI時代に不可欠な力
自力で考えるプロセスを残しながらAIを活用する方法とは? (写真:kou/PIXTA)

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忙しい日本のビジネスパーソンは総じて、効率化のためにAIを多用しがちです。しかし、「AIにすべてを任せて働く」よりも「自力で考えるプロセスを残す」ほうが、圧倒的にパフォーマンスを維持できるということが、科学的にも証明されているのをご存じでしょうか? 書籍『知性大全 AI時代に不可欠な力』から、精神科医の樺沢紫苑氏が「知性を磨くAI活用術」についてご紹介します。

マサチューセッツ工科大学が証明した「脳の異変」

生成AIの普及により、メールの代筆や資料の要約、企画立案までAIに「丸投げ」する光景が当たり前になりました。しかし、精神科医の視点から見て、今の状況は非常に危ういと言わざるを得ません。

マサチューセッツ工科大学(MIT)が2025年に発表した衝撃的な研究データがあります。54人の被験者を「AIを使う群」「検索エンジンを使う群」「自力で執筆する群」に分けて4カ月追跡調査したところ、AIに依存して執筆を続けたグループは、脳内の神経ネットワークの接続性が著しく低下したのです。

さらに恐ろしいのは、AI依存群に1カ月後に改めて自力で書かせたところ、一度低下した脳の活性は低いままで、機能がすぐには回復しなかったという点です。これを本稿では「認知負債(脳の借金)」と定義しています。目先の効率を優先してAIに思考を肩代わりさせるほど、私たちの脳は「考えるトレーニング」を怠り、借金のように能力低下が積み上がっていくのです。

(画像:『知性大全 AI時代に不可欠な力』)
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