カスタムサラダ専門店「クリスプサラダワークス」を展開するCRISP(クリスプ)が麻辣湯の新業態を出店した。6月、虎ノ門ヒルズにオープンした「バイウェイヌードル」だ。
麻辣湯と言えば、渋谷や下北沢のような若者が集まる街で、10代や20代の女性が行列をつくっているイメージが強い。しかし同店は、上階で働くワーカーが昼休憩にサクッと効率よく食べられる店作りで、従来のそれとは一線を画していた。
なぜサラダ専門店が、麻辣湯店をオープンしたのか。クリスプ代表取締役社長の宮野浩史氏に聞くと、6年前に一度撤退した業態の存在が浮かび上がってきた。
日本にサラダボウル文化をつくったパイオニア
クリスプは2014年に創業。アメリカでポピュラーだったサラダボウルを日本に持ち込み、副菜として認識されていたサラダを主食として提案した。当初は、「サラダだけでお腹いっぱいになるのか」「意識の高い一部の女性が食べるもの」といった声もあったものの、満足感のある味づくりに、自分好みにカスタマイズできる楽しさも訴求。また、飲食業界ではいち早くアプリ注文など、DXによる効率化を取り入れた。
それらの効果により、現在は全国66店舗まで成長。日本にサラダボウルを日常食として根付かせたパイオニアだ。


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