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「麻辣湯ブームに乗った訳ではない」サラダ専門店クリスプ代表が明かす、虎ノ門の新業態に《スーツのおじさん》が集う理由

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バイウェイヌードル 麻辣湯
バイウェイヌードルの店内。サラダ専門店が麻辣湯に参入した狙いとは?(写真:筆者撮影)
  • 大関 まなみ フードスタジアム編集長/外食ジャーナリスト
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しかし、クリスプには過去に同じ理屈で出店したものの、撤退した業態がある。カスタムピザの「R PIZZA(アール・ピザ)」だ。

同業態は2019年、六本木ヒルズ内にオープン。やはり、オフィスワーカーに向けた店で、具材を自由にカスタムできるピザが売りだった。だが、残念ながら2020年7月に閉店、以降、この業態は営業していない。

4種のソースと約30種のトッピングでカスタマイズできるピザを提供していた(画像:プレスリリースより)

閉店には、2020年春からコロナ禍が直撃したことも影響している。宮野氏は、撤退の判断をしたのは複数の理由があるとしつつ、その一つに「ピザは昼に食べるイメージがなかった」と言う。

確かに、ピザは皆でシェアするもの、ちょっと特別な日に食べるものというディナーのイメージが強く、忙しいオフィスランチでは敬遠してしまいそうだ。

「カスタムピザが海外で流行っているから、と出店しました。ですが、サラダのようにうまく日本のマーケットにフィットさせることができなかった。当時は、会社としてはまだ16店舗に満たない規模で、今ほどの体制が整っていなかったことも大きいです」と振り返る。

4〜5年で30店舗、将来は年商100億円へ

「R PIZZA」の撤退から6年。当時と比べて店舗は約4倍、正社員数も約4倍に増え、盤石な体制で挑む麻辣湯の新業態。蓄積されたノウハウを生かし、新たな柱として育てていく意向だ。クリスプサラダワークスと同様の都心のオフィス立地を中心に出店を進め、まずは4~5年で30店舗、将来的には100店舗、年商100億円規模を目指す。

ブームが文化に変わるかどうかは、最初に飛びついた層の外側にどれだけ客を広げられるかにかかっている。その意味で、40代、50代の男性が昼休憩に麻辣湯をすする光景は、希望かもしれない。

今後、麻辣湯が外食の選択肢の一つとして定着できるのか、成長を見守りたい。

《合わせて読む→→》前編:「麻辣湯」はタピオカのように消えるのか…サラダ専門店までもが虎ノ門で始めた「1280円の一杯」でわかった《ブームの現在地》

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