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政治・経済・投資 #21世紀の証言 竹内康雄

映像と科学の2事業を売却、「祖業を売るなんて」という批判の声はあったが決断は揺るがなかった

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オリンパス元CEOの竹内康雄氏(撮影:梅谷秀司)
2019〜23年、24〜26年にオリンパスの社長CEOを務めた竹内康雄氏の証言を全3回に分けてお届けする(第2回)。
この四半世紀の主要な出来事や経済社会現象について、当事者たちの声を掘り起こす。

2019年にCEO(最高経営責任者)に就任し、真っ先に掲げたのが医療分野に専心する「グローバル・メドテックカンパニー」への転換だった。想像していたとはいえ、これにはさまざまな困難が伴った。映像事業は80年、顕微鏡を扱う科学事業は100年の歴史がある。当然、社内から強い反発があった。

だが限られた経営資源を薄く広く配分するやり方では、変化の速いデジタルやAIの時代、すべて立ちいかなくなる。最も成長が見込める医療に経営資源を集中させる必要があった。

「事業をどうやめるかの設計」に頭を悩ませた

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