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ビジネス #AI・半導体 需要爆発

もう1つのコンデンサーも〈日本企業の独壇場〉…AIサーバーに欠かせない「アルミ電解コンデンサー」の勢力図

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日本ケミコン製のアルミ電解コンデンサー(撮影:尾形文繁)

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AIサーバー関連銘柄が軒並み値を上げていた今年6月、時を同じくして株価を1年で約5倍に伸ばしていた電子部品メーカーがある。日本ケミコンだ。主力製品であるアルミ電解コンデンサーで世界シェアトップを握る。AIサーバー1台に数千個使われるため、にわかに注目を集めたのだ。

AIサーバー向けのコンデンサーでは、MLCC(積層セラミックコンデンサー)の世界大手・村田製作所が受注を伸ばしているが、アルミ電解コンデンサーはMLCCとは材料や構造、性能が異なる。一般的に、MLCCは電極と誘電体をミルフィーユのように何層にも重ねた微細な部品で、GPUの周りに大量に配置して電圧を安定させ、ノイズを低減させる使い方が一般的だ。

AIサーバー1台に数千個、需給逼迫

一方、アルミ電解コンデンサーはサイズがより大きく、大容量の電気を蓄えやすい。AIサーバーに送電される数百ボルトの交流電流が、実際の演算を行うGPUの周りでは微細な直流電流になるよう、大きな電圧の差を段階的に解消する。ラック内の電源ユニットや、GPUの周辺回路などに配置され、電圧を安定させる役割を担う。電極箔と電解液の入った円筒形のものが一般的だ。

実は、アルミ電解コンデンサーをAIサーバーに供給できるのは、ほぼ日系メーカーのみと言っていい。

電源ラックに数十個積まれる電源ユニットのモデル。円筒形の部品がアルミ電解コンデンサーだ(日本ケミコンにて。撮影:尾形文繁)
記事の続きでは、日系メーカーが強い理由、最大手トップが語るAIサーバー需要の実情を取り上げています。

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