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ライフ #タワマンだけじゃない街

"おばけトンネル"を抜けるとそこはタワマンだった...高さ1.7mが隔てる「本は買えるが、大根は買えない」高級未来都市の暮らし

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高輪ゲートウェイシティ
高輪ゲートウェイシティの超高層ビル群(写真:筆者撮影)

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あっちにもタワマン、こっちにもタワマン。気づけば日本の街はタワマンだらけになった。
それもそのはず。タワマンは2024年末時点で全国に1561棟もあるという。その土地の生活、景観、価値を大きく変えてしまうタワマンだが、足元には地元の人たちの生活圏がいまも広がっている。縦に伸びるタワマンではなく、横に広がる街に注目し、「タワマンだけじゃない街」の姿をリポートする。
2026年3月にグランドオープンした「TAKANAWA GATEWAY CITY」と、地上44階・847戸の高級賃貸タワマンは、泉岳寺門前や高輪・芝浦の暮らしをどう変えるのか。再開発の内側と外側を見ていく。

「おばけトンネル」を抜けると...

線路をくぐる長い“おばけトンネル”を抜けると、そこはタワマンだった。川端康成『雪国』の冒頭みたいになってしまったが、「高輪ゲートウェイ駅(東京都港区港南2丁目)」にほど近いそのトンネルを抜けると、本当に景色が変わる。

高輪ゲートウェイ駅(写真:JR東日本)

高輪ゲートウェイ駅は2020年3月14日、山手線で約49年ぶりとなる新駅として開業した。その後、2025年3月27日に「まちびらき」を迎え、翌2026年3月28日には、駅直結で延床面積約84万5000平方メートルを誇る大型複合施設「TAKANAWA GATEWAY CITY(以下、高輪ゲートウェイシティ)」がグランドオープンした。

まちびらき前の高輪ゲートウェイ駅の1日平均乗降人員は約2万人だった。高輪ゲートウェイシティのグランドオープン後は約6万人と右肩上がりだ。JR東日本は、街の完成後には駅の乗降人数が1日約13万人程度になると見込んでいる。未来都市は、その巨大な器に見合う人の流れを、これから生み出そうとしている。

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