また、PSAはほかの病気でも上がるため、数値が高いだけでは「がんがある」とは言えません。
前立腺炎、尿路感染症、前立腺肥大症といった病気でも上昇することがありますし、射精や長時間の自転車走行なども、一時的に上昇させることが知られています。ですので、上昇が見られた場合は、数週間後の再検査を行うのが一般的です。
PSAの上昇が確かな場合、次に行われるのがMRI検査です。骨盤に接する前立腺は、放射線を使うCT検査ではよく見えません。しかし、MRIでは骨の影響は受けず、多くの情報が得られます。
MRIで見たがんの疑いの強さは、1から5までの「PI-RADSスコア」で表されます。スコアが1〜2であれば疑いは低く、不要な生検(針を刺して組織を取る検査)を避けられます。スコアが2を超える場合は、生検を検討します。
悪性度と治療法の関係
生検でがんが見つかった場合は、「グリーソンスコア」という、がん細胞の見た目から悪性度を数値化する方法と、それをもとにした「ISUPグレード」という分類で悪性度を判断します。ISUPは以下の通りです。



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