個人的には持ち家か借家かについては、一長一短あると思っていますが、住む地域に関しては、「地方ではあるけど、ちょっと栄えているところ」くらいがベストな落としどころなのかなという気がしています。
老後に想定される「大きな出費」を知っておこう
老後になって慎ましい生活を続けたとしても、ある程度まとまったお金が必要になるケースは出てきます。ここでは老後に想定される「大きな出費」について触れておきましょう。
【生活関連費用】
●外壁・屋根のリフォーム(10~15年ごと):100万~150万円
持ち家のローンを完済すれば固定費がなくなって超ラクになると考えがちですが、家も確実に歳をとり、老朽化が進んでいきます。「設備が古い」「見た目が汚い」くらいなら我慢はできますが、放置できないのが一軒家の外壁と屋根のメンテナンスです。
外壁も屋根もだいたい10〜15年くらいに1回は塗り直しが奨励されており、その都度、100万〜150万円くらいかかります。これらを怠って建物のなかに雨水が入ってきたら建物の構造自体が一気に弱っていきますので、結果的により高額な修理費用が必要になってしまいます。
●バリアフリー化:50万~200万円
それまでは気にならなかった家の設計でも、いざ介護が必要になったら「あれがない!」「これが邪魔!」といったことが明らかになります。介護保険から上限20万円の補助がありますが、手すりや段差の解消などの工事を依頼すれば、20万円では難しいでしょう。
●車の買い替え:200万円~
中古車か新車かでも、価格は異なります。地方在住で車が不可欠な場合に、見落としがちな出費です。地方の公共交通機関はどんどんなくなっています。
【医療・介護費用】
これらは「いつ、どれだけかかるか」の予測が難しい項目ですが、平均的な目安は以下の通りです。


※ログイン後、コメント入力が可能です。