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朝ドラ「風、薫る」主人公モデルの大関和に"運命の出会い"にもかかわらず再婚を阻んだ「お相手のヤバい素行」

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(写真: sugar / PIXTA)
  • 真山 知幸 伝記作家、偉人研究家、芸術修士(MFA)

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朝ドラ『風、薫る』では、ヒロインの一ノ瀬りん(演:見上愛)が、担当患者の死にショックを受けて以来、患者を目の前にして何か処置しようとすると、手が震えるようになる。りんのそんな様子を見て、もう一人のヒロインである大家直美(演:上坂樹里)は「りん、看護婦辞めな」と引導を渡した。

その一方で直美は、捨松のもとを訪ねて、りんのために仕事のあっせんを依頼。りんは帝大附属病院を退職し、新潟県高田の高越女学校の舎監として赴任することとなる(過去記事「「患者を前にすると手が震える」朝ドラ《風、薫る》で帝大病院を去った大関和"ドラマと史実で異なる"その理由」参照)。

廃娼運動にのめりこむ大関和

上記はドラマの流れになるが、一ノ瀬りんのモデルである大関和も、病院を辞めた理由などは異なるものの、帝大附属病院を退職後、新潟県の高田女学校(ドラマ上の「高越女学校」のモデル)の生徒取締の職に就く。和の子どもたちは、母に面倒を見てもらい、おそらくドラマのように単身赴任だったと思われる。

寄宿舎で生活する女学生たちに教育と伝導を行いながら、和は婦人矯風会運動にも積極的に参加するようになった。とりわけ熱心に取り組んだのが、廃娼運動である(過去記事「「身を売る女性はすでに人権を失っている」朝ドラ『風、薫る』りんのモデル"大関和"が参加した「廃娼運動」の裏側」参照)。

和は廃娼運動の講演会でオルガンを弾いて「廃娼校歌」を歌うなど、のめり込んでいったようだ。

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