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「すいかの皮はおいしい。もったいないから食べるのよ」 85歳祖母、戦後を生き抜くために得た"食の知恵"を孫に伝えた顛末

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すいかの皮
「え!これ、すいかの皮?」すいかを皮までおいしく食べられるレシピ3選を紹介(写真:筆者撮影)
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あれこれ作ってみるうちに、大玉すいか½個分の皮だけで、6品以上ものレシピを試すことができた。1個3kgの大玉すいかの場合、皮や種をそのまま捨てたら「約40%=1.2kg」も生ごみになってしまう。大量に捨てていた皮が、こんなにもおいしく食べられるなんて。

漬けても、煮ても、炒めてもいける。すいかの皮の秘めるポテンシャルは、計り知れない。

「残さず食べるのは当たり前だった」昭和16年生まれ戦後の記憶

すいかの皮をきれいに食べ切ったとき、生ごみの重みはもちろん、心までふっと軽くなる感覚がした。祖母から母へ、母からわたしへと、命ある食べものを「残さず食べる習慣」が受け継がれているからかもしれない。

お茶碗のご飯を、一粒も残さず食べる。わたしにとって当たり前だったその習慣を、「えみさんはこんなにピカピカに食べていますよ!」と、クラスみんなの前でめいいっぱい褒めてくれたのは小学1年生のときの担任の先生だった。約30年経った今でも思い出すと、誇らしい気持ちでいっぱいになる。

そんな話を祖母にすると、「でも実はね」と小さく笑った。戦後すぐの時代、子どもたちは大人から「残さず食べなさい」と教えられたことはなかったのだという。令和に子育てするわたしなんて、毎日のように息子に「残さず食べなさい」と言っているのに。

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