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過去に学んだことを学び直したい。新たな知識を身につけたい。キャリアップのため、趣味の充実のために、資格を取得したい。
さまざまな動機で「学びたい欲」を持ち続けている大人は多いが、社会人には必ずといって「学びたいけど、学べない」という壁が立ちはだかる。
常に時間に追われていて、日々の仕事をこなすだけで精一杯。
机に向かおうにも、疲れ切っていて、なかなか勉強に取り組めない……。
そんな人に向けて書かれたのが、明治大学教授・堀田秀吾氏による『
疲れ切った人のための勉強法』だ。
難解な分野でも楽しんで学ぶコツは?
どうしたら最大関門である「第一歩」を踏み出せるのか?
疲れ切っている一日の終わりに本を開くことに意味はある?
自分に合った勉強法を見つけるには?
忙しい社会人でも勉強が捗る「科学的に正しい勉強法」を、本書の著者・堀田氏と東大理一・気象予報士・東大大学院と難関を突破してきた『
没頭勉強術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)著者・磯貝初奈氏が語り合った。
勉強は楽しんでこそ効率が上がる
堀田:『没頭勉強術』、拝読しました。磯貝さんの学びってガツガツしてないですよね。なんというか、ふわっと楽しくやっている感が強い。それでいて知識をしっかり蓄積されている。そこが素晴らしいと思いました。
磯貝:ありがとうございます。たしかに「楽しむ」ということは、いつも心がけているところかもしれません。私は「努力」や「苦労」を感じた瞬間にやる気を失う人間なんだという自覚があるので、とにかく楽しめる形を探すようにしているんです。
堀田:それは脳科学的にも理に適っていて、「楽しい」という感覚が報酬となって記憶に強く結びついていることは間違いありません。逆に「やらなくちゃ!」という気持ちで取り組むと効率が落ちるんですよね。
これには、おもしろい実験結果があるんですよ。甘いものが好きな人は、チョコレートは食べたいけど、ラディッシュは味気がなくてあまり食べたくない。するとチョコレートを食べた後のほうが、ラディッシュを食べた後よりも学習効果が上がるんです。
磯貝:へえ!
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