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今夏No.1の大ヒットになっている『トイ・ストーリー5』。子どもとおもちゃの関係性の変化や、昨今のデジタルデバイスとフィジカルのおもちゃそれぞれの特徴や位置づけを描くことで、改めて社会におけるおもちゃの役割に注目が集まっている。
一方、推し活が世の中的にブームになった2010年代以降、キャラクターグッズやぬいぐるみ、プラモデル、トレーディングカードなどを収集する大人たちが増え、とくにここ最近では、ぬいぐるみと一緒に生活を楽しむ写真をSNSでアップする“ぬい活”が活況を呈している。
なぜおもちゃは子どもだけでなく、大人の心をそこまで掴むのか。
大人向け玩具市場が急拡大する背景
昨今のおもちゃを巡る社会環境として特徴的なのは、かつてのような子どもが遊ぶためのものという位置づけではなくなっていること。子どもに加えて、大人が自分の趣味嗜好で楽しんだり、家族のコミュニケーションツールのひとつになったりして、大人が楽しむ流れが広がっている。
タカラトミーのベーシックトイ事業部マーケティング課・上級主任の池澤圭氏は「とくに最近は、おもちゃの役割が大きくなっていることを感じています。それは市場規模にも表れており、子ども市場に加えて、大人向けホビー市場が急成長しています。おもちゃの楽しみ方が多様化している状況です」と説明する。


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