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キャリア・教育

幸福研究が明かす不都合な真実…「玉の輿」も「昇進」も「合格通知」も一瞬の幻 なぜそれでも人は必死で頑張るのか

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緑を背景に背を向け立つ若い男女
絶頂も絶望も一瞬で消えていく(写真:Graphs/PIXTA)

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幸せとは、どれくらい続くのだろうか。
難関大学への合格、理想の相手との結婚、昇進や大きな成功――。
私たちは、こうした人生の転機さえあれば「一発逆転でき、ずっと幸福でいられる」と考えがちだ。
しかし、最新の幸福研究は、それとは少し違う現実を示している。
韓国・延世大学で心理学教授を務める著者が、『幸福についての世界でいちばん冷酷なお知らせ』の中で、「幸せには賞味期限がある」という残酷な事実を明らかにする。

幸せには「賞味期限」がある

『幸福についての世界でいちばん冷酷なお知らせ 進化心理学が教えてくれる“きれいごと抜き”の人生戦略』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

人生のある変化が起きる瞬間と、それが落ち着いた後の具体的な経験には違いがある。でも、私たちはこの2つをまともに区分できない。

夢見ていた大学から合格通知を受け取るのは確かにうれしいことだ。

でも、いざ大学生になって見知らぬ環境で勉強のストレスにさらされながら孤独に暮らす日常は、それほど幸せじゃないかもしれない。

新学期が始まると、私はときどき延世大学の新入生たちに今もまだ入学してうれしいかどうか尋ねる。ほとんどの学生が、突拍子もない質問だという顔をしてきょとんとしている(本記事は受験生たちのモチベーション向上には役立たない)。

英語で言うなら、「becoming(〜になること)」と「being(〜として生きること)」はかなり違う。

富豪の家に嫁ぐこと(becoming)と、その家に嫁いで1日1日暮らすこと(being)はまったく違う話である。

でも、私たちは華麗な玉の輿のニュースにだけ注目して、その人生を構成している背後の多くの時間については考えもしない。

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