幸せには「賞味期限」がある
人生のある変化が起きる瞬間と、それが落ち着いた後の具体的な経験には違いがある。でも、私たちはこの2つをまともに区分できない。
夢見ていた大学から合格通知を受け取るのは確かにうれしいことだ。
でも、いざ大学生になって見知らぬ環境で勉強のストレスにさらされながら孤独に暮らす日常は、それほど幸せじゃないかもしれない。
新学期が始まると、私はときどき延世大学の新入生たちに今もまだ入学してうれしいかどうか尋ねる。ほとんどの学生が、突拍子もない質問だという顔をしてきょとんとしている(本記事は受験生たちのモチベーション向上には役立たない)。
英語で言うなら、「becoming(〜になること)」と「being(〜として生きること)」はかなり違う。
富豪の家に嫁ぐこと(becoming)と、その家に嫁いで1日1日暮らすこと(being)はまったく違う話である。
でも、私たちは華麗な玉の輿のニュースにだけ注目して、その人生を構成している背後の多くの時間については考えもしない。



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