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気温40度時代に「夏の甲子園」を続けていいのか…選手が足をつり、プロでも試合中止になる"異常事態"

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第108回全国高校野球選手権大会の開会式(写真:時事)
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今夏と昨年の「全国の猛暑日観測地点数の推移」をグラフにするとこうなる。気象庁のデータを基に作成した。

昨年は6月中から猛暑日が急速に増え、7月に入ると一度落ち込んだのちに再び上昇した。しかし今年は7月初旬まで猛暑日を記録した地方はほとんどなく、そこから急激に気温が上がっていったのだ。

「暑熱順化」ができないまま迎えた酷暑

人間は高温の環境にい続けると、次第に体が順応する。これを「暑熱順化」という。暑熱順化が進むと、深部体温の上昇が抑えられるなど、暑さによる体への負担が軽減される。暑熱順化には一般に1〜2週間程度かかるとされる。

「例年、地方大会が始まる6月下旬から、気温が上がってきますから、選手たちは試合に出て、練習もする中で『暑熱順化』が進むので、地方大会後半の7月中旬には、猛暑でも元気にプレーできるようになるんです」

甲子園常連校の監督はこう話していた。しかし今年は、突如として気温が跳ね上がったために、暑さに適応できなかった選手も多かったのではないか。

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