安全性や快適性については、「運転時や駐車時におけるドライバーの負担軽減をサポートします。8つのカメラ、5基のレーダー、12個の超音波センサーに加え、高性能なコンピューターを採用しています」と説明。プレスリリースでは、「これらのセンサーと高度な演算能力により、車両周囲の状況を把握し、先進的な運転支援および駐車支援機能を支えます」と謳う。
同時に、車体のクラッシャブル構造(衝突時に変形して衝撃を吸収)、使う素材、それに各所に配したエアバッグで、いかに前後席の乗員の安全を確保しているかが強調されている。
電動化で課題となる衝突安全
「衝突安全を高めるのは、バッテリー搭載車をラインナップに持つCLAシリーズでの重要課題だった」と語るのは、本社から来日したドクター・クリスティアン・グルーグラー教授。研究部門でパッシブセイフティ、つまり衝突安全を担当するシニアエンジニアだ。
「CLAのようなモデルでは、だいたい150回ぐらい衝突安全実験を行います。ドイツ・ジンデルフィンゲンの本社にあるクラッシュセンターは世界最高レベルだと思うんですが、同時にインド、中国、米国などにも実験チームがいます」
その理由を問うと――、ドクター・グルーグラーは続ける。
「交通状況(道路とか速度とか交通マナーとか)が世界各地で異なるため、事故形態も異なっているからです」と回答した。

