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26年の邦画実写No.1ヒット『キングダム』、爆発的人気の背景に「大河ドラマ」との共通点…"興収100億円超え"の現実味は?

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キングダム
『キングダム 魂の決戦』が大ヒットスタートを切った背景を解説する(写真:『キングダム 魂の決戦』ⓒ原泰久/集英社 ⓒ2026映画「キングダム」製作委員会)

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人気漫画を原作にするスペクタクルアクション大作シリーズ第5作『キングダム 魂の決戦』が、7月17日の封切りから大ヒットスタートを切っている。

初日3日間の興収は15.8億円。今年公開の実写映画No.1のオープニング成績になり、最新の3週目(8月2日まで)で43億円を突破。シリーズ最高興収に向けて順調に数字を伸ばしている。

今年は例年以上に邦画実写の苦戦が目立っている。そんな市況のなか、これまでシリーズ全作で興収50億円以上を記録し、前作は80億円を超えた大作の最新作が、重苦しい空気を振り払うかのような快進撃を見せた。

なぜ本作は、昨今の邦画実写不振の流れを変えるほどのヒットになるのか。振り返れば、過去には大沢たかお演じる王騎が「大沢たかお祭り」と呼ばれるネットミームになった。本シリーズには、飛び抜けてクオリティの高い映像演出に加えて、何か特別な力が作品に宿っているかのようだ。本作のヒットの背景を考えてみよう。

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異例の連続ヒットになった人気漫画原作の実写化シリーズ

本シリーズは、漫画家・原泰久氏による『キングダム』を原作にする実写映画。原作は2006年より『週刊ヤングジャンプ』(集英社)で連載がスタートし、26年7月までに単行本が79巻まで刊行されている人気大作だ。

物語の舞台は、紀元前の戦国時代末期の中国。戦災で孤児になった主人公の信(山﨑賢人)は、中華統一を目指す若き秦の王・嬴政(吉沢亮)と出会う。勝者が正義になる下剋上の時代に、信は必死に剣術を磨き、武功を立てる。そして、さまざまな境遇の仲間たちと出会い、7つの強国がぶつかり合う苛烈な戦争を生き抜き、嬴政による秦の中華統一への道をともに歩む。

実写映画シリーズはこれまでに5作が公開され、それぞれのストーリーは原作に沿って時系列順に映像化されている。公開時期と興行実績は以下の通り。

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