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会話が下手な人ほど無意識に使っている…自分の評価をみるみる下げる「残念なひと言」

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(写真:Ushico/PIXTA)
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たとえば、教師がある生徒を「優等生」としてラベルづけすれば、その生徒はより熱心に勉強するようになり、実際に成績が伸びることがある。反対に、「できない生徒」とラベルづけされた生徒は、次第に自己肯定感を失い、学習意欲も低下して、成績が落ちていく可能性がある。ただし、ここまでの例は他人からのラベリングだ。だが、先ほどの"言語の自殺"は、自分で自分にラベルを貼っている状態にほかならない。本来なら貼らなくてもいいラベルを、わざわざ自分の手で貼って、他人の中にマイナスのイメージを植えつけているのだ。

とはいえ、ラベリングが常に悪い影響ばかりをもたらすわけではない。ポジティブなラベルを使えば、自分を魅力的に見せることはいくらでもできる。たとえば、「私は実は気が小さいんです」と言う代わりに、「私は繊細なんです」と表現したり、飲みすぎた事実をあえて口にしなかったりするほうが、あなたにとってはずっと得になる。

無意識のうちに"オウンゴール"を決めている

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また、次のような"言語の自殺"もある。自分の強みを伝えているつもりなのに、かえって相手を不安にさせてしまうタイプだ。「飛行機事故では毎年多くの人が亡くなっていますが、当航空会社は20年間無事故を誇っています」。この言葉を聞いて、心から安心できる客が、いったいどれほどいるだろうか。むしろ、「20年ぶりに初めて事故が起きるんじゃないか」と不安になる人のほうが多いはずだ。

それならいっそ、「当航空会社は20年間無事故を誇っています」と、簡潔に伝えたほうが、はるかに説得力がある。わざわざ余計な不安の種を蒔く必要はない、ということだ。ここから私たちは、日頃から無意識のうちに"オウンゴール"を、いかに多く決めているかに気づかされる。ここに挙げた例の多くが、まったく見覚えのないものではない、という点からも、それは十分に理解できるだろう。

断言しよう。こうした失敗は、話す前に一度だけ見直す習慣を持つだけでも、かなり減らすことができる。だからこそ、ぜひそれを習慣にしてほしい。その小さな努力だけでも、あなたの言葉には確かな力が宿るはずだ。

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