夏の観光シーズンに入り、わが国最大級のバスターミナルである「バスタ新宿」も待合室の座席がすべて埋まるほど利用客が押し寄せている。
そんな中、パンフレット片手に施設内を「探検」する親子の姿が見られる。彼らは、バスタ新宿と旅行会社が仕掛けた「夏休みの自由研究」サポートイベントの参加者だ。
単なる「スタンプラリー」にあらず
今年開業10周年を迎えたバスタ新宿では、「めざせ!バスタ新宿博士!たんけんラリー」と銘打って、主に夏休みを過ごす小学生向けの企画がスタートした。
これは、事前に参加登録し、当日受付でもらえる「パンフレット」に書かれた10の設問を、施設内のあちこちを巡って正答を探し、ミッションをクリア。全問正解すると「認定証」と「オリジナルグッズ」がもらえるという企画である。
よく似た「スタンプラリー」は首都圏のJRや私鉄などで頻繁に行われているが、こちらはアニメやゲームのキャラクターのスタンプを集めると、グッズがもらえるというもの。単に駅をまわるだけなので、「自由研究」というには少し弱い。
実際、例年スタンプラリーを行っている東京メトロの今年のラリーは、現在公開中の映画『トイ・ストーリー5』とコラボしたもので、指定された5駅のスタンプを集める内容だ。
バスタの企画は、設問そのものがバスタ新宿の歴史や構造、あるいは利用状況などを知ることができるように設計されている。またラリーを終えると、「解説ブック」がもらえて、さらに知識を確認できるようなフォローが組み込まれている点も、単なるラリーとは異なる部分だ。

