「シェイクはヨックモックとして初めての経験。どこから手をつけてよいかわからない状況でしたが、東京駅内のすべてのシェイクをリサーチするところから始めました。調べてみるとシェイクだけでかなり多くの店舗が販売しているため、各店舗のシェイクを味わってみました。そこから、ヨックモックのシェイクの分量や味わい、価格設定、方向性などを決めていきました」
そして決まったコンセプトが、ブランドのアイコンである「シガール」だった。そこから、バニラ味、そしてシガールらしく、ラングドシャをくるりと巻いた形状など、商品構成が組み立てられていった。
ラングドシャ生地の形状が難関だった
難関はやはり、ラングドシャ生地の形状だった。生地はシガールと同じものでは薄すぎ、シェイクと合わせたときに崩れやすくなる。また厚すぎるとシガールらしさが出ない。ミリ単位で変えながら試作を繰り返し、最適な薄さに落とし込んでいった。
最終的には焼きたてのまだ柔らかい生地をカップの内側に沿うように、くるりと丸める。生地をカップにセットする工程は手作業で行っているそうだ。
ここまで手をかけて作り上げられたシェイクのラングドシャ生地。豪快にバキバキと割る食べ方は、「シェイクとクッキー生地を一緒に楽しんでもらうためには」と話し合う中から生まれたそうだ。客から「面白い」と好評で、ヨックモックの新しいイメージを打ち出せたと感じているそう。
今後の展開については、客の反応を見ながら検討していくという。シガールには中にチョコレートが入った「シガール オゥ ショコラ」や、抹茶を使った「シガール オゥ マッチャ」、チョコレートを全面にかけた「ショコラ シガール」などの季節限定品もラインナップにある。今後のバリエーション展開も期待できそうだ。

