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クラウドファンディングサイト「うぶごえ」で起きた支援金未払い問題、代表者はどんな言い訳をしているのか

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「うぶごえ」のトップページ。「手数料ゼロ円」をアピールしていた(画像:うぶごえのサイトからのキャプチャー)

入金されていない……。美少女ゲーム制作者の田中文久氏は、口座の入出金記録を確認して不安感を抱いた。2025年11月30日、この日はゲーム制作に向けたクラウドファンディング(CF)の支援金約1093万円の入金予定日だった。だが、CFサイト「うぶごえ」の運営会社うぶごえ名義の振り込みがなかったからだ。

翌12月1日にも入金がなかったため、うぶごえに確認を求めたところ、次の日になって「キャッシュフローの見通しおよび資金配分の調整に不備があった」との説明とともに、12月15日に入金予定との回答があった。しかし、15日にも入金はなかった。その後もやり取りを続け、うぶごえ代表取締役の岡田一男氏から何度も新たな入金日を提示されたが、7月現在に至るまで支払いはなされていない。

うぶごえでCFを実施したものの、支援金を受け取れていないのは田中氏だけではない。岐阜県でローカル線を運営する第三セクター・長良川鉄道(岐阜県)もCFで集めた244万3901円の支払いがなされていない。公表分だけでも、今年3月末までに5500万円以上の未払いが発生している。

「知人から借りる」「新たにCFを立ち上げて資金確保する」

東洋経済の取材によると、岡田氏はCF実施者に対して、「知人の経営者のA氏(※実施者への説明は実名)から5000万円を借りる」「M&Aされることが決まった。その親会社から資金を借りる」「新たに大きなCFを立ち上げて資金確保に努める」といった支払いのための腹案を披露したというが、問題は未解決のままだ。

うぶごえの未払い問題について、東洋経済では3本の会員記事で詳報する。第1回は未払い問題の概要から岡田氏の対応、岡田氏の自宅住所を訪問した顛末などを、第2回はうぶごえの成り立ちや筆頭株主との関係、業績状況を、第3回はうぶごえの宣伝に加担した形となったメディアの問題を報じている。

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