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キャリア・教育

低学年の「学校嫌い」ゼロに、幼保→小学校スムーズにする「スタートカリキュラム」が学校生活の基盤をつくる?驚きの効果

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居眠りする小学生
授業中ジッと座っていなければならないのを負担に感じる1年生は少なくない(写真:つむぎ / PIXTA)
  • 前屋 毅 フリージャーナリスト
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鬼ごっこを教員が強制するわけでもない。子どもたちが、どんな遊びをしてきて、どんなことに興味を持っているか、教員たちは事前に情報を集めている。そのために、「入学前に幼稚園や保育園にでかけて聞き取りを行っている」(堂腰氏)という。

だが、「鬼ごっこをよくやっていたらしい」となっても、「鬼ごっこをやりましょう」となるわけではない。入学後に子どもたちと「何をやりたいか」を話し合う中で決めていくのだが、幼稚園や保育園で経験していないことをやろう、ということにはならない。

教員としては、それを想定して「何を学びたいか、何に気づかせたいか」という計画を立てることが可能になる。それ以外に「学び」が広がることもあるが、それも受容しながら、教員は子どもたちの「学び」を評価し、それを気づかせていく。それが、さらなる「学び」につながっていく。まさに教員の指導力が試される場でもあるのだ。

根本的な問題は「学校がつまらなくなっている」こと

今年を見ても、鬼ごっこを主体にするクラスもあれば、学校で「春さがし」に夢中になるクラス、特別な鯉のぼりを手づくりしているクラスもある。

大事にされているのは「子どもが何をやりたいか」であり、あくまでも「子ども中心」なのだ。「この時間は算数のこれを教えるから先生のほうを向きなさい」といった、教員中心のスタイルではない。

子ども中心だから、子どもたちは学校に行くのが楽しみになる。学校に行きたくない、とはならないのだ。

「不登校が問題にされていますが、根本的な問題として『学校がつまらなくなっているからだろう』と、私は考えています。とくに新型コロナ禍での休校で、学校に行かなくてもいいし、勉強もできることに、子どもたちは気づいたのだと思います。学校に行けば、我慢しなければいけないことばかりで、つまらないと子どもたちは感じてしまっている」と、堂腰氏。そして、「子どもにとって学校はどういう場所であるかを見直してみるべきです」と続けた。

そして堂腰氏が見つけた答えが、「生活と学びを自分自身でつくっていく子どもを育てる」ことだった。「自分で考え、自分で判断し、表現する力」の育成は、学習指導要領でも強調されている。

しかし多くの学校現場で行われているは、45分間の授業時間にジッと座っていることを強いることだし、やることも大人が決めてしまって、子どもたちをひたすら我慢させていることだ。当然ながら、子どもたちにしてみれば「つまらない」のだ。

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