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「SNSで99万インプの食洗機が1個しか売れず…」秋葉原の中小企業サンコーがニッチに攻めすぎた"しくじり迷品"の数々

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「ハンズフリー日傘」を装着する広報担当の四宮氏(写真:筆者撮影)
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串がくるくる回り、焼きあがっていく様を鑑賞できる「おひとりさま用焼き鳥メーカー」(税込み8480円)も、在庫を売り切るのに苦戦した。10本同時に焼ける「自家製焼き鳥メーカー2」が約1万7000台売れており、1人用にアレンジした商品を作ったが、伸び悩んだ理由は意外なものだった。

おひとりさま用焼き鳥メーカー(写真:サンコー)

「あまり評判が良くなかったのは、3本しか焼けないから。1人用でコンパクトさを売りにしたものの、3本だとすぐ食べてしまう。『次の串が焼けるまで、待ち時間が長くなりすぎる』というお声をいただきました」

便利かもしれないけれどニッチすぎ?

ニッチなところを攻めすぎた商品も多い。「綿棒おしあげくん」(税込み3280円)は、手をかざすとセンサーでふたが開き、綿棒がにょろっと出てくる電動ボックスだ。通常、綿棒を買うとケースにぎっしり入っており、1本だけ取ろうとしても他の綿棒に触れてしまう。その問題を解決した。

綿棒おしあげくん(画像:サンコー)
綿棒おしあげくんの仕組み(画像:サンコー)

「女性が綿棒を使うときって、化粧などで手が汚れているシーンが多いんですよね。綿棒がバラバラっと押し上げられ、周りに触れることなく確実に1本だけ取れるというのがこの商品の特徴です。女性にウケるのでは?と思い販売しましたが、『ニッチすぎる』とよく言われます」

「ただ綿棒を押し上げるだけ」というニッチさ(写真:筆者撮影)

メディアが「面白い!」と取り上げたくなる気持ちは分かるが、一方で「消費者として買うか?」と問われると「うーん」となる商品ではある。そもそも男性にはなかなか思いつかない発想だ。

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