自律神経は、無意識のうちに心臓の動き・血圧・消化などの生命活動を維持するために必要な体の働きをコントロールしている神経です。脈(心拍)も、自律神経の働きによって調整され、交感神経が優位になると速くなり、副交感神経が優位になると遅くなります。
この脈(心拍)はもちろん、心臓の動きも、血圧や消化も、私たちは意識的に変えることはできません。
自分で自律神経をコントロールできる「7・11呼吸」
呼吸にも、自律神経の働きが関与しています。
●交感神経が優位のとき → 浅く速い呼吸
●副交感神経が優位のとき → 深くゆったりした呼吸
ここで興味深いのは、このように逆の現象も起こるということです。
●浅く速い呼吸をする → 交感神経が優位になる
●深くゆっくりした呼吸をする → 副交感神経が優位になる
つまり、呼吸の速さを変えれば、自律神経は自分でコントロールできるのです。本稿の最後にイラストでご紹介する「7・11呼吸」は、こうした呼吸と自律神経の特徴を利用して動悸を消す方法です。
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「交感神経が過度に優位になった状態」から「交感神経・副交感神経のバランスが整った状態」を作り出す
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乱れた脈を落ち着かせる
先述したように、自律神経系が関与している心臓の動き・血圧・消化などは、意識的に変えることはできません。しかし、呼吸は意思でコントロールできます。やり方はとても簡単なので、ぜひ試してください。


