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ビジネス #中国EV ”バブル崩壊”の足音

ファーウェイ協業EVブランド「問界」赤字転落、半導体などコスト高騰が直撃 モデルチェンジの短期化も重荷に

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ファーウェイとの協業ブランド「問界」の最高級モデル、M9。最低価格は1000万円を超える(鴻蒙智行のウェブサイトより)

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中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の技術提供を受けたスマートEV(電気自動車)ブランドの第1号「問界(AITO)」が2026年上半期に赤字に転落した。中国自動車市場の厳しい競争の中でも比較的順調に成長を続けてきたが、急激なコスト上昇の影響は避けられなかった。

ファーウェイと協業する民営中堅自動車メーカーの賽力斯集団(セレス)は7月12日、26年1~6月期の非経常損益を除いた純損益が22億~25億元(約525億~約596億円)に転落した模様であると発表した。前年同期の24億7000万元の黒字から大幅に悪化した。

赤字転落の最大の要因は「問界」ブランドの事業を担う完全子会社の賽力斯汽車(以下「問界汽車」)の業績悪化だ。1~6月期の非経常損益を除いた純損失は17億元~19億5000万元に達した模様としている。
親会社の賽力斯集団によれば、最近のAI(人工知能)向け需要の急拡大で価格が高騰しているメモリー半導体をはじめ工業用金属、炭酸リチウムなどの原材料価格も上昇、赤字転落につながった。さらに、製品および技術の更新に伴い、一部資産の減損処理を実施した。それにより、問界汽車の4~6月期の推計純損失は19億元~21億5000万元に達した模様で、グループ全体の業績を押し下げた。

発表直後、株価10%安に

業績見通しの下方修正を受け、賽力斯集団の株価は7月13日に前日比10%の大幅安を演じ1株53.91元で取引を終えた。
ファーウェイは子会社の華為終端(ファーウェイ・デバイス)を通じて自動車メーカーとの企業連合「鴻蒙智行(ハーモニー・インテリジェント・モビリティ)」を結成、ファーウェイは出資はせずに技術を提供する形で5社の自動車メーカーと提携して独自ブランドを展開している。各ブランド名には「界」の文字が含まれていることから「五界」と呼ばれ、「問界」はその最初のブランドとして誕生した。

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