隣り合う世田谷区同様、交通の便のいい撮影スタジオと、屋外ロケに適した自然環境豊かな場所とが隣接している点が、本家アメリカのハリウッドとも共通する「映画のまち」となりうる要素と言えるでしょう。
本作で舞台として登場するのは、調布を代表する神社「布多天神社(ふだてんじんしゃ)」。調布駅から北に向かって進むと見えてくる商店街「天神通り商店街」に入り、そこから歩いて5分ほどで甲州街道を渡ると、鳥居が現れます。
布多天神社は、調布の街中にあって緑の豊かな場所に位置しており、境内にはベンチなどもあり市民の憩いの場となっています。創建は古く、10世紀の『延喜式』にはすでにその名が記されていたほど。江戸時代には旧甲州街道の宿場町(布田五宿)の総鎮守として親しまれていました。
また、神社に抜ける途中にある「天神通り商店街」は、今や「鬼太郎」一色。調布は、『ゲゲゲの鬼太郎』で知られる漫画家・水木しげる氏が50年以上暮らしていたということで、街の至るところで妖怪を見ることができます。
この商店街以外にも、駅の西にある「鬼太郎ひろば」では「ぬりかべ」のボルダリングが楽しめるほか、同じく水木氏が通った「深大寺」は今や外国人観光客にも人気の観光地となっています。
作中にも登場する「長岡まつり大花火大会」の“白菊”とは…?
そして、物語が大きく動くきっかけとなるのは、新潟県長岡市で開催される「長岡まつり大花火大会」です。毎年8月1日〜3日まで開催される「長岡まつり」のうち、花火大会は2日と3日の2日間にわたって開催されます。

